はじめに
冬のキャンプは気温が低く、特に夜間は氷点下になることもあります。 そのため、適切な服装を選んで寒さから身を守り、冬を快適に過ごすことが重要です。方法や項目、注意すべきポイントを詳しく説明します。
冬キャンプの服装の基本
冬の寒さに対応するには、**「レイヤリング(重ね着)」**を意識し、3つの層に分けて考えることがポイントです!
では、具体的に各レイヤーの役割や項目について詳しく紹介していきます!!
ベースレイヤー(汗を吸収して体を乾かす層)
冬のキャンプでも、特に日中のアクティビティでは汗をかくことがあります。汗冷えを防ぐため、速乾性のあるベースレイヤーが重要です。
- 選定 ベースレイヤーには、メリノウールや**化学繊維(ポリエステルなど)**が最適です。これらの素材は冬の汗を吸収し、一瞬に蒸発させるため、体が冷える素材を防ぎます。
- メリノウール 自然素材で保温性・吸湿性に優れ、冬に特に効果的です。また、臭いがつきにくいので長時間の使用に適しています。
- ポリエステル 速乾性に優れ、冬の激しい運動にも対応。
- コットンは不利 綿素材は汗を吸い、乾きにくい、体温を奪ってしまいます。冬のキャンプでは避けましょう。
アイテム例
- アイスブレーカー メリノ 200 オアシス クルー メリノウールを使用したシャツ。温度調整に優れ、快適な着心地。
- アンダーアーマー ColdGear 化学繊維を使った高機能ベースレイヤー。激しい運動時にも対応可能。
ミドルレイヤー (保温のための層)
ミドルレイヤーは体の熱を逃がさないようにする役割があります。 保温性の高いアイテムを選ぶのがポイントです。
- フリースジャケット フリースは軽量でありながら高い保温性を持ち、通気性も良いのが特徴です。
- ダウンジャケット ダウンは非常に軽くて暖かい素材です。 冬の寒さに対抗するために、軽量ダウンジャケットが非常に役に立ちます。 特にインナーダウンは、アウターの下に重ねることでさらに保温力が向上します。
- ただし、ダウンは濡れると保温効果が下がるため、防水対策はしっかり行います。
- 化学繊維の強力ジャケット ダウンが苦手な場合や、湿った環境では化学繊維を使った強力ジャケットが有効です。濡れても保温効果が失われにくいです。
アイテム例
- パタゴニア R1 フリーフーディ 軽量で保温性が高く、動きやすい設計が特徴のフリースジャケット。
- モンベルライトアルパインダウンパーカ 軽量ダウンでありながら、非常に暖かくコンパクトに収納可能。
アウターレイヤー(防風・防水のための層)
冬のキャンプでは、外気からアウターを守るアウターが目安です。防風・防水性があり、かつ通気性を備えたものを選びましょう。
- 防水・防風ジャケット ゴアテックスなどの防水透湿素材を使ったシェルジャケットは、雨や雪を防ぐだけでなく、風を避けつつ車内の蒸気を逃がすことができます。快適に過ごせます。
- レイヤリングに対応するフィット感 冬のキャンプではアウターの下にミドルレイヤーを取り入れて、尚少し余裕のあるサイズを選ぶのがポイントです。
アイテム例
- ザ・ノースフェイス マウンテンライトジャケット 防風・防水性に優れ、ゴアテックスを採用したジャケット。雪や風から確実に守ります。
- アークテリクス ベータ AR ジャケット 軽量でありながら耐久性と防水性に優れたアウターレイヤー。高山キャンプにも対応可能。
パンツ
冬のキャンプでは、下半身の防寒が重要です。防風性と保温性、さらに動きやすさを考慮したパンツを選びましょう。
- ソフトシェルパンツ 防風性が高く、ある程度の防水性も備えたソフトシェルパンツは冬に最適です。フリース裏地があるものを選べば、さらに暖かさが増します。
- レインパンツの併用 雪や雨の際には、防水パンツを上から重ねると、足元を濡らさず過ごせます。
アイテム例
- モンベル トレッキングパンツ 防風・防水機能を備えたトレッキング用パンツで、動きやすさと保温性を両立。
- ノローナ ロフォテン GORE-TEX Pro パンツ 防水性・防風性に優れ、厳しい冬の環境下でも対応可能。
足元の防寒対策
足元の冷えは全身に影響します。しっかりとした防寒と防水対策が重要です。
- ウールソックス 足元の保温には、メリノウール製の厚い手のソックスが最適です。 ウールは湿気を吸収しつつ保温力を維持するため、汗をかいても足が冷えることはありません。
- 防水ブーツ 雪や水に強い防水性のあるブーツを選びましょう。インシュレーション(限界)が入ったブーツなら、保温効果も期待できます。
アイテム例
- ソレル カリブー ブーツ 厚みのあるインシュレーションが入った防水ブーツ。雪の中でも暖かさを保っている。
- Darn Tough ウールソックス メリノウール素材で、暖かさと耐久性を両立。
手・頭・首元の防寒アイテム
冬の寒さで最も冷えやすいのが、手足や頭、首元です。適切な防寒アイテムを使い、寒さを防ぎましょう。
- 帽子(ビーニー) 頭からは多くの熱が失われるため、フリーやメリノウール製の暖かい帽子を着用しましょう。耳までしっかりカバーできるものが理想です。
- ネックウォーマーやバラクラバ 首元からの冷気を防ぐため、ネックウォーマーやバラクラバを使うと効果的です。 特に冷え込む夜には必須アイテムです。
- 手袋 手元の冷えも体温の低下につながります。インサレーションが入った防水性の手袋が、インナー手袋をより暖かく守ってくれます。
アイテム例
帽子
- Montbell(モンベル)
- クリマプラス100 ニットキャップ 軽量で保温性に優れたフリース素材の帽子。伸縮性があり、フィット感が良い。
- Icebreaker(アイスブレーカー)
- メリノウールビーニー 天然素材のメリノウールは、保温性と通気性があり、汗をかいても冷えにくいのが特徴。
ネックウォーマーやバラクラバ
- Patagonia(パタゴニア)
- キャプリーン・サーマル・ウェイト・ネックゲイター 速乾性と通気性に優れたフリース素材を使用しており、軽量ながら暖かさを保てる。
- スナップT・フリース・ネックゲイター パタゴニアの定番フリース素材で作られ、風をしっかり防ぐデザイン。
- BUFF(バフ)
- オリジナルBUFF 多機能で、ネックウォーマーや帽子としても使えるデザイン。高いストレッチ性と通気性で快適な着用感が得られる。
手袋
- THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
- イーチップグローブ スマホ対応で使いやすい。フリース素材で軽量ながら保温性が高い。
- GTXデナリグローブ ゴアテックス素材を使用しており、防水性と防風性がありながら、保温性も高いグローブ。
- Marmot
- Randonnee Glove スキーやスノーボード用に設計され、キャンプにも適した保温性と防水性を兼ね備えたグローブ。
秋と冬の総合的な違い
秋と冬のキャンプでの服装の違いは、気温の低下や天候の厳しさに対応した防寒・防風対策の強化が主なポイントです。
ベースレイヤー(肌に触れる層)の違い
中間層 (保温層) の違い
アウターレイヤー(防風・防水層)の違い
パンツの違い
靴・靴下の違い
アクセサリー(帽子、手袋、首元の防寒)の違い
まとめ
秋と冬の服装は、気温や季節感に応じた素材、レイヤリング、色合い、アクセサリーの違いが特徴です。 秋は軽めの素材やレイヤリングを踏まえ、暖かみのあるアースカラーが多用されますが、冬になると厚手の素材や防寒性の高いアウターが必要になり、シックな色合いや防寒用のアクセサリーが増えます。季節ごとに柔らかさや重厚感を楽しむことが、秋冬のキャンプを楽しむポイントです。寒さを気にせずにキャンプを楽しめるように〜参考になれば嬉しいです!!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。新しい記事をお楽しみに!!
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