はじめに
キャンプの楽しみの一つは、やっぱり外で食べる肉料理ですよね。でも、焼き加減が難しくて、いつも上手くいかない…そんな悩みを解決します!今回は、肉の焼き加減を誰でも簡単に見極める方法と、失敗しない焼き方を紹介します。参考にしてもらえれば幸いです!!
肉の焼き加減の基本を知ろう
まず、焼き加減の違いを理解することが大切です。肉の焼き加減は大きく分けて5種類あります。
- レア(Rare) 外側だけが焼けて、中はほぼ生。肉の中心は赤く、かなり柔らかい。焼く時間がとても短いのが特徴。
- ミディアムレア(Medium Rare) 外はしっかり焼けて、中心は赤く柔らかい。少しだけ中が温かい程度。キャンプでも人気の焼き加減です。
- ミディアム(Medium) 中心がほんのりピンク色。全体的に火が通り、ジューシーさも残っている。多くの人が好む焼き加減です。
- ミディアムウェルダン(Medium Well) 中心までしっかり火が通っているけど、まだ少しだけピンク色が残っている状態。しっかり焼きたいけど、乾燥させたくない時に。
- ウェルダン(Well Done) 中まで完全に火が通って、ピンク色は一切なし。肉がしっかり硬くなり、噛みごたえがある。
焼き加減をどうやって見分ける?
焼き加減を見極めるには、以下の2つの方法が便利です。
手の感触でチェックする方法(指感テスト)
この方法は、道具がなくても簡単にできるのでキャンプ向きです。
- レア 親指と人差し指を軽く触れ合わせます。反対の手で親指の付け根の柔らかさを感じてください。これがレアの感触です。
- ミディアムレア 親指と中指を合わせます。このときの親指の付け根の感触がミディアムレアの柔らかさです。
- ミディアム 親指と薬指を合わせてみてください。この硬さがミディアムです。
- ミディアムウェルダン 親指と小指を合わせたときの硬さがミディアムウェルダン。
- ウェルダン 手のひら全体の硬さに近いのがウェルダンです。
温度計を使う方法
より正確に焼き加減を見たいなら、キャンプ用の肉用温度計を使うのがベストです。
- レア 50〜52℃
- ミディアムレア 55〜57℃
- ミディアム 60〜63℃
- ミディアムウェルダン 65〜68℃
- ウェルダン 70℃以上
肉を上手に焼くためのステップ
次に、キャンプで美味しい肉を焼くための具体的なステップを紹介します。
焼く前に肉を常温に戻す
冷蔵庫から出したばかりの肉は、焼く前に常温に戻しておきましょう。そうすることで、均等に火が通りやすくなります。通常、30分〜1時間ほど放置しておくと良いです。
グリルの温度調整を忘れずに
最初は強火で肉の表面を素早く焼き、カリッとした焼き目をつけます。その後、中火〜弱火にして中までじっくり火を通します。これで、外はカリッと、中はジューシーな仕上がりになります。
肉を寝かせる
焼き終わったら、すぐに切りたくなる気持ちはわかりますが、少し待ちましょう。肉を5分程度寝かせることで、肉汁が中に落ち着き、切った時に溢れ出ることを防ぎます。アルミホイルで包んでおくと、温かさも保てます。
焼き時間を調整する
肉の厚さによって焼き時間を調整するのがポイントです。例えば、厚いステーキなら片面を3〜4分、薄い肉なら1〜2分で十分です。
まとめ
キャンプでの肉の焼き加減をマスターすれば、誰でも美味しい肉料理を楽しめます。指感テストや温度計を使って、自分好みの焼き加減を探してみてください。少しのコツと練習で、キャンプがさらに楽しく、美味しくなりますよ!初めから上手く焼こうと考えずに、楽しみながらを一番に楽しい時間を過ごしてくださいね!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。新しい記事をお楽しみに!!
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